おすすめ!レンタルサーバー比較~初心者でもWordPress(ワードプレス)が快適に使える

ENJI


photo credit: Nikita Kashner via photopin cc

僕は基本的にお客様のビジネスサイトを大小問わず「WordPress」で制作しているのですが、当然安心して運営できるサーバーをご用意する必要があります。今年で約8年位この仕事していて安いサーバーから高スペックな様々なサーバーなど多数使用してきました。

今までで何十というWordPressのサイトを構築しています。

で、その中でコストと安定した運営面で一番おすすめなのが「エックスサーバー
」なのですが今回、そのXサーバーから「WordPress専用」のサーバーが出来たので早速を試してみました!

僕のWordPressのおすすめのサーバー一覧

現在、サイトの表示スピードがSEOに影響を与える事はご存知ですか?

【参考:海外SEO情報ブログ】
Google、ウェブページの読み込み速度をアルゴリズムに取り入れたことを発表

特にWordPressのサイトの表示速度に頭を抱えるユーザーは少なくありません。
そんなユーザーの悩みを解決すべく登場したのがXサーバのWordPress専用サーバ「wpXサーバーです。
今回はその気になる「wpX」サーバを利用する事でWordPressが本当に高速化するのかを調べました。

wpXサーバへのWPのインストール方法は、
「wpX」サーバの使い方とWordPressのインストール方法
WordPressにおすすめのサーバとは?サーバ選びで知っておくべき10のポイント
に書いたので興味がある方はどうぞ。
今回は「サーバ」自体からWordPressを高速化してしまおうという内容です。

WPをいかに、安定して早く動かせるかを考えた、最強サーバー
そんなサーバーの紹介です。

WordPressに最適なレンタルサーバーの条件

WordPressをサーバーで動かすにはPHPやデータベースが必要です。
これらを高速にストレスなく動かせることや、プラグインで不具合が出ない事
セキュリティに強い、バックアップ体制がしっかり取られている、

そして
初心者でも簡単にWordPressをインストールして利用できる事。

おすすめできるサーバーの必須条件になります。

WordPressにおすすめのサーバー「wpX」とは?


wpXサーバー

wpXは、「Xサーバ」の新しいサービスでWordPressに特化したサーバです。

Xサーバユーザーである僕は、
「管理画面とかだいたい同じかな?」
と思っていましたが、完全に「WordPress仕様」の別物でした。

WordPressに良いだろう!という事を集めた、まさに

  • WordPressを考え、
  • WordPressの為に設計し
  • WordPressを動かす最高のサーバ

なのです。
何が特化したのかというと

WordPressをとにかく高速に動かす

Xサーバの蓄積された運用経験からリバースプロキシによるキャッシュ処理等WordPressを軽く速く動かすテクニックが詰め込まれています。

何はともあれ試してみなけりゃわからないという事で
実際に同じブログをインストールして試してみました。

まずは、通常のサーバ(Xサーバ)でのテストです。
スコアは78/100、時間は4.78sとなりました。
試用に使ったWPテーマ「Stinger」は、SEOとアフィリエイトを考えた設計のWordPress用テーマですが、高速化にはまだ考える必要がありそうですね。

WordPressテーマ「Stinger」

次に、「wpX」で試してみました。

スコアは84/100、時間は3.25sまで変わりました!

比較するとスコアは6UP、1.53秒早まりました。

人によってはたかが1.53sと思うかもしれませんが、ほとんど記事のない軽いサイトでの1.53sは驚異的です。
もっと重いサイトであればあるほどその差が大きな違いになります。特に、ブログの様な「画像」を多く扱うサイトではサイトが重くなりがちなので少しでも表示を高速にしておかないと、ユーザーは離れますし、SEOにも悪い影響が出ます。
(Page sizeも下がっていますが、これに関してはできる限り同じデータをインストールして試した結果ですが差異があったのか、wpXの力なのかはわかりません。)

特別なプラグインは何も使用していません。
これを見るだけでも非常に高速化が可能になっている事がわかります。

セキュリティ、バックアップ体制が完璧

wpXは1日1回、WordPressデータ ・メールデータ ・ MySQLデータベース含めたバックアップを自動で14日分保存します。万が一の場合でも、このデータは提供されるので復旧に役立てる事ができます。(※提供時は有料になります。)

自身でも簡単にバックアップをとる事ができるようになっています。

下記の「データベースのバックアップ」ボタンをクリック

あとは「ファイル形式」を指定してエクスポートするだけ!
(こちらはもちろん無料)


エクスポートしたデータは動画面で「インポート」もできます。

WordPressに特化した管理画面

パスワードの再発行や、htaccessの編集、キャッシュの設定などWordPressに対しての設定が
非常に簡単に行えるようになっています。

パスワードの再発行って意外と面倒なのですが、この管理画面ならあっという間です。
(メールアドレスさえ忘れても大丈夫)

Xサーバとの違い(共にスタンダードプランの場合)

まだ完全に使いこなしているわけではありませんが、気づいたところだと、

メリット

  • WordPressが高速に運営できる。
  • インストールも管理も簡単。
  • 自動バックアップがイザというときに安心。

デメリット

  • FTPは、自分で設定(ボタン少し押すだけだけど)
  • WordPressの設置は10個まで
  • 初期費用が5,250円(〜5/末まで半額の2,625円)
  • WordPress以外のサイトには向いていない

というところでしょうか。

レンタルサーバー比較

というわけで、WordPressを運営するにあたり、高速化や、バックアップはとても大きな要因なのでこれからWordPressだけを運営される方はwpXレンタルサーバーがおすすめです!

僕がプロとしてお客様におすすめしているサーバー

順位 サーバー会社 費用 備考
1位 エックスサーバー
初期費用3,150円

1,050円/月額

トータル的に見て、やはりXサーバーは安心です。WordPress以外の運用も考えられるならこちらの方が無難ですね。何年も使用していますが、なんの不満もありません。電話サポートがあることもおすすめの一つです。

タイミングがいいと、「ドメイン」が永久無料のキャンペーンを定期的に行っています。

2位 wpXレンタルサーバー

初期費用5,250円

1,050円/月額

WordPressだけを特化して運用するなら、間違いなく「wpX」がおすすめです。特に、「サイトが遅い!重い」に悩まされている人はこのサーバーをおすすめします。
3位 Z.com 初期費用1,575円

263円/月額

そうはいってもコストはできる限り抑えたい!という方はGMOの「Z.com」が月額360円、さらに1時間単位でこまかく利用もできます。この料金でサーバーはSSD(通常のサーバーの2倍以上の処理速度)があり、容量も10GBと申し分ありません。(参考:「Z.com」レンタルサーバーのレビューと使い方

※プラン費用はスタンダードなプランで12か月まとめ払いの料金です。

ちなみにですが、安くて有名な「XREA」は、よくサイトが見れない状態になり、「ヘテルム」はプラグインなどで不具合が出るので使用をやめました。

【関連記事】
「wpX」サーバの使い方とWordPressのインストール方法

WordPressにおすすめのサーバとは?サーバ選びで知っておくべき10のポイント

WordPressを高速化するその他の基本的な4つ方法

キャッシュ系プラグイン

WordPressを高速化する方法は、プラグインを使用するキャッシュ系が有名ですね。「W3 Total Cache」が有名です。キャッシュ系のプラグインはその脆弱性も指摘され賛否ありますが、高速化には手っ取り早い方法です。

W3 Total Cache

もう一つ、効果的なのが言語ファイルをキャッシュするプラグインです。英語版であるWordPrssを日本語で使用している為の負荷を軽減できます。

Mo Cache

画像ファイルの縮小

サイトの画像の読み込みは表示速度を低下させる大きな原因です。
その為、出来る限り画像サイズを抑える事で表示を高速化する事ができます。

JPEG画像を劣化させずに圧縮させるツール
JPEG mini

PNGファイルも対応
Tiny PNG

CSSスプライト

使用している画像を1枚にまとめて読み込み速度をあげる技ですね。詳細は下記に載っていました。

Webページの表示速度アップに欠かせないCSSスプライトを
超簡単に作成してくれるサイト「SpriteMachine」(OZPAの表4)

ClaudFlare

CDNサーバを利用するサービスです。
画像などのキャッシュを海外の別サーバーを利用して負荷を分散します。

CDNとは何か?
まず、CDNについて簡単に説明する。CDNは「Contents Delivery Network」の略で、ウェブコンテンツを配信するために最適化されたネットワークのことを意味する。ウェブサイトにある画像や動画などの高容量コンテンツをウェブサービスが提供されているサーバーとは別のサーバーにキャッシュし、代わりに配信して負荷分散するという仕組み。ここでいう「別のサーバー」というのがCDNサーバーであり、今回紹介する「CloudFlare」である。
CDNサーバーを使った場合と使っていない場合のイメージを描いてみた。画像や動画をCDNサーバーにキャッシュしておくため、負荷を分散してページの表示速読を速くすることができる。

引用元:
表示速度を劇的に向上する、
無料のCDNサーバー「CloudFlare」は導入必須だ!!(gori.me)

CloudFlare

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