「最悪の事態」から身を守るためにブロガーやアフィリエイターに伝えておきたいこと

ENJI

上は僕に届いた1通のメールです。

昨日の記事が今年最後の予定だったのですが以下の記事で書こうと思ってた大切なことを思い出したので。。

お伝えしたい事は2点です。
サイト運営者、特にWordPress利用者は最後までお目通しください。

ネイバーまとめ、著作権侵害記事を非表示 作成者も開示

権利者が訴えた侵害が事実と確認されれば、まとめ作成者の情報を本人の同意がなくても開示するようにした。

先日のWelqやMERRYの件など、最近はとくに著作権に関しての意識が高くなっており今後もますます取り締まりが厳しくなっていくと思います。

ブロガーやアフィリエイターなどサイト運営者の方へ

僕は昔からWordPressテーマを配布しているせいで著作権に関する「警告」のメールが結構来ます。

もちろん、僕にではなくテーマを使用されているサイトに対してです(テーマのクレジットリンクから僕にクレームが来ます)。

名前を聞いたらビビるような大手だったり脅迫めいたものまで・・・

冒頭に出したメールキャプチャは某超有名映画会社からです。最初に観た時は心臓がキュッてなりました。

当然ですがこういった深刻なメールにも僕の方では「サイト運営者様とは関係が無いので何も出来ません」としか返信できません。

火種は小さなうちが大事。

Stones / Pixabay

火種は小さなうちが大事。これはクレーム処理の基本です。

基本的にこういったトラブルは相手も「早々に対応してくれれば大事にはしない」という方がほとんどです。

もちろんキッチリ請求される方もいます。

参考【決着】写真を無断使用されたので、使用料金をご請求した件

で、僕が声を大にして言いたいのは

サイト運営者は必ず問い合わせフォームを置こう

ってことです。

置いてないんですよ、結構なサイトが(だから僕に来ます・・・)

これだけで意図しない著作権侵害をしてしまった場合も比較的穏便に済む可能性がグッと高まります

でも、問合せフォーム(連絡手段)が無い場合は相手も大事にするしか術がなくなるのです。

写真に関しては著作権が想像とは異なっている方も多いと思います。

参考WELQなどのキュレーションメディアを著作権法の観点から分析してみた

GoogleフォームやWordPressなら問い合わせフォームもプラグインで簡単

https://www.google.com/intl/ja_jp/forms/about/

WordPressなら「ContactForm7」などのプラグインで簡単に問い合わせフォームを設置出来ます。HTMLサイトでも「Googleフォーム」で作成できるようです。

参考新Googleフォームで問い合わせフォームを作る方法&自動返信メール設定

凄く簡単なことです。

これだけで楽しいブログライフが最悪の展開になることから守ってくれる可能性が高まるのです(もちろん悪意が無い場合ですが)。

著作権以外でも自分は大丈夫と思っていても思わぬことで誰かを傷つけていることもあります。ぜひ、ご検討下さい。

「転ばぬ先のなんとやら」です。

【注意喚起】PHPMailerにおける脆弱性について

2点目ですが2016年12月25日、PHPMailerにてセキュリティ上の問題(脆弱性)が確認されたそうです。

参考PHPMailer に OS コマンドインジェクションの脆弱性

PHPMailerはWordPressのメール送信機能にも実装されており、対策としては最新版の4.7にアップデートすることで本件の脆弱性への対応版が提供され次第、自動的にアップデートが適用されるとのこと(エックスサーバー社より

WordPress運営者は早急なアップデート対応が必要です。

※ちなみにAFFINGER4は現在のところ4.7でも問題は見つかっておりません。(プラグインは各自でご確認を)

ご連絡

ここからはAFFINGER4使用者の方へのご連絡です。

昔から注意をお願いしている事ですがAFFINGER4にてコピペ禁止対策の「テキスト選択不可にする」を使用しているとメールフォームも選択できなくなります

「テキスト選択不可」はページ毎に解除できるのでフォームページでは解除して下さい。

以上です。

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