ポケットワイファイを比較した時に一番安い料金プランがいくらになる知っていますか?
本当にお値打ちのプランだと2年間で支払う金額がなんと4~5万円程も変わってくるんです。
「ポケットWiFiなんてどれを選んでも同じじゃないか?」と思う方もいるかもしれませんが、実は高速だけど屋内に弱いなど電波の種類が違ったり、一カ月に使用できる通信量の制限があるプランと無いプランなど利用する用途によって選ぶべきモバイルWiFiルーターも変わってきます。
また、スマートフォンがauユーザーであれば値引きを受けれるWiMAXやキャンペーン特典が魅力的なもの、同じ電波・スピードなのに高いだけのものなど知らないと損することもたくさんあるのです。
ポケットWiFiの料金比較
2023年5月現在の各社の料金一覧です。
サービス/下り最大速度 |
内容 |
ポケットWiFi |
Yahoo!WiFi

料金プラン |
最安値No1!67,836円(2年分)
月額2,480円
※合計はYahoo!プレミアム(462円/月)分も含めた料金です
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Yahoo!WiFi(使い放題)

料金プラン |
101,016円(2年分)
月額3,696円
※7ヶ月目から4,380円
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WiMAX(使い放題) |
カシモWiMAX
 料金プラン
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使い放題最安値!77,120円(2年分)
月額1,380円
※3ヶ月目から3,380円
参考:僕が「カシモWiMAX」に決めた理由
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UQ WiMAX

料金プラン |
104,488円(2年分)
※端末代2,800円とした場合
月額3,696円
※4ヶ月目から4,380円
- 10,000円キャッシュバック
- auユーザー値引き
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GMOとくとくBB

料金プラン |
104,004円(2年分)
月額3,609円
※3ヶ月目から4,263円
- 40,450円キャッシュバック
- 端末・クレードル無料
- auユーザー値引き
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Broad WiMAX

料金プラン
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83,494円(2年分)
月額2,726円
※3ヶ月目から3,411円
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So-net

料金プラン
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81,120円(2年分)
月額3,380円
※3年間ずっと
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※概算にはキャッシュバックなど特典は含んでおりません。詳細は公式サイトにてご確認下さい。
ポケットWiFi(Pocket WiFi)料金比較
自宅やオフィスなど屋内のWiFiはコチラ
料金プランは「最初の◯か月だけ安い」などなかなか本当にどれが安いのか?が非常にわかりづらくなっています。そこで分かりやすくするために2年間で実際に支払う合計の概算を算出しました。
そもそもポケットWiFiとWiMAXは何が違うのでしょうか?また、安さの理由にはどんな違いがあるのでしょうか?
サービスを選ぶ時に失敗しないための比較ポイントや一番安い月額料金でおすすめサービスをわかりやすく紹介していきたいと思います。
おすすめポケットWiFiを見る
ポケットWiFiの比較ポイントは?

WiFi(ワイファイ)とはインターネットに接続する無線LANの規格の一つで、その名の通り線に繋ぐ必要なくインターネットを利用することが出来ます。
「ポケットWiFi」はそのWiFi通信を小型で持ち運べるサイズにした端末で正式には「モバイルWiFiルーター」と呼びます。WiFiに対応した機器(スマホやタブレット、ゲームなど)であればパスワードを入れるだけでプロバイダに登録する必要もなくインターネットに接続することが可能です。
昔に比べて非常に薄く軽く、なおかつ高速な通信が可能となっており、1台持っているだけで平均的に10個ほどのWiFi対応機器に同時接続が出来るので、今ではサブ機や外出時の緊急用としてだけでなく家庭や会社のメイン通信として利用される方も増えています。特にWiMAXはクレードルと呼ばれる台座を使用することで有線での接続も可能です。
周波数が違うと何が変わるの?WiMAXとの違いについて

ポケットWiFiにはソフトバンクの提供する「ポケットWiFi」とau(エーユー)などでお馴染みのKDDIグループ傘下のUQ Mobileが提供する「WiMAX」の2つの通信回線があります。
あまり知られていませんが「ポケットWiFi」という名称はソフトバンクの商品名称であり、小型のWiFi機器を全てを指す名称ではありません。
このポケットWiFiとWiMAXは通信回線の種類(周波数)が異なるので、その電波自体に大きな特徴の違いがあります。
Wi-Fi(無線LAN)の周波数帯の特徴とは?
屋内に強いポケットWiFiと高速なWiMAX

WiMAXは「2500MHz」という非常に高い周波数の電波を使用しているため、高速な通信を可能にしています。その反面、遮蔽物(壁など)やノイズの多い状況下では不安定になりやすく、屋内に弱いという性質があります。
反対にポケットWiFiが使用しているのは「800MHz」周波数の携帯ネットワーク(4G/3G/LTE)で、その特徴はWiMAXにはスピードがやや劣るものの、壁などの遮蔽物も通しやすく届きやすいという性質があります。
これは自宅などの屋内で利用が多い方に重要なメリットです。
ポケットWiFi |
WiMAX |
回り込みに強い |
高速・回り込みに弱い |
モバイルWiFiの通信速度の比較
通信速度とは利用時のインターネットスピードを指し、主に下りの最大速度で比較されます。下りは「ダウンロード」のスピードを表します。つまり下りスピードが速いほどインターネットの閲覧表示が速くストレスが少ないと言えます。
現在の両社の下りの通信最大速度は以下の通りです。
見てのとおり、現時点では最高速度では圧倒的にWiMAXの方が勝っています。
ポケットWiFi |
WiMAX |
261Mbps |
440Mbps |
ハイスピードの秘密「キャリアアグリゲーション」とは?

図:uqwimax.jp/signup/pop/ca/
新しい技術の「キャリアアグリゲーション」とは2つの電波を束ねてより高速な通信を可能にした技術です。WiMAXの高速通信もこのキャリアアグリゲーションによるもので「WiMAX2+」と呼ばれています。ポケットWiFiでは「AXGP」と呼ばれます。
但し、両社ともにハイスピードモードは対応しているエリアのみであり、プランや機種によって対応していない場合があるので注意が必要です。
キャリアアグリゲーションで超高速通信
実際は違う?通信速度を実際に計測してみた結果
以下は下り110MbpsのYahoo!WiFi(GL10P)と倍の220Mbpsが出るWiMAX(WX02)をiPhoneアプリ「SpeedTest」で実際に室内の下り速度を計測した結果です。
左がWiMAX、右がYahoo!Wifiです。WiMAXの下りが9.83Mbpsに比べてYahoo!Wifiは15.16Mbpsと実際には遅いはずのYahoo!Wifiの方が倍近く速い結果となっています。
あくまでも一例となりますが、このように各社が公表している「スピード」は使用するエリアや場所状況で全く異なってくるので、あくまでも理想の参考値として考えておいた方が無難でしょう。
現実的にどれぐらいの通信速度が必要?
ちなみに一般的に広いエリアで使用できるWiFiの通信速度は共に110Mbps程度です。110Mbpsでもゲームや動画も問題なく快適に閲覧できるので、日常生活レベルで困ることはまずありあません。そのため、必ずしもハイスピードが必要というわけではないと思います。あくまでも予算と利用に応じた必要十分な機能があれば良いわけで、この辺は画質が高すぎても意味が無いカメラの性能を思い浮かべるとわかりやすいでしょう。
通信速度よりも重要な対応エリア

カメラの例でもお話した通り、通信スピードよりも繋がり易さです。
どれほど通信スピードが速くても電波が悪いようでは意味がありませんよね。Y!モバイルは、古くからポケットWiFiサービスを行ってきたイーモバイルを継承していることもありLTEが使用できるエリアが全政令指定都市および全県庁所在地人口カバー率99%を達成しています。また4Gエリアも順次拡大中で既に全国政令指定都市人口カバー率は100%です。街中はもちろん、ちょっと市外や田舎でも繋がる事はポケットWiFiの重要なポイントです。
対するWiMAXも現在は主要エリアではほぼ問題なく使用できるまで拡大しています。
対応エリアは機種やプランでも異なる場合があります。各サイトに掲載がありますので地方の方は特にチェックをしましょう。
サービスの料金の違いの理由は?

ポケットWiFiとWiMAXの電波の違いを把握したところで各サービスの料金の違いの理由について説明します。
それぞれの料金が違う理由は
- 無制限(使い放題)かどうか
- プロバイダによる特典の違い
になります。
無制限で使えるかどうか

通信制限は、月にある一定以上のパケット量を超えると急に重くなる(表示が遅くなる)というものです。
だいたい毎日動画を1時間みると一か月で7GB位の目安だそうです。
動画が容量を使用する代表的なもので、比較するとメールやWeb閲覧程度ならほとんどかかりません。「1日に1時間も動画見ないよ」」という方かどうかで無制限プランが必要かどうかの目安になると思います。(スマートフォンの通信制限もほとんどが7GBなのでこれも1つの目安になると思います)
以下、ソフトバンクホームページより「7GB」で使用できる目安が掲載されています。

faq.mb.softbank.jp/detail.aspx?cid=78871&a=101&id=78871
※各数値は「およそ」の目安です
プロバイダの特典

WiMAX回線は回線事業を行っているUQWiMAX以外でも「GMO」「BIGLOBE」などの別会社がプロバイダーとして代理販売を行っています。
魚を直接市場で買うか、卸スーパーで買うか?と考えれば想像しやすいと思います。同じ魚でもスーパーによって料金が違いますよね。同様にWiMAXを扱う各プロバイダーが自社で利用してもらうために様々な特典を用意して差別化を図っています。
どのサービスを選択しても窓口が違うだけでWiMAX通信というのは変わらないので電波状況は同じです。
2023年5月 おすすめポケットWiFiは?
僕自身は今まで使ってきた経験上、ポケットWiFiの方をおすすめします。
WiMAXのハイスピードは魅力的ではありますがやはり「電波の届きやすさ」を重視したいからです。その点では僕もずっと使用していますが、エリアも広く、携帯が繋がらないような地方に行った時もバッチリ繋がり、新幹線のような高速移動時でも安定して繋がってくれるのでとても助かりストレスなく使用できています。
ポケットWiFi選びでは「とにかく安くしたい」のか「スピード重視」などでも選択が分かれてくると思います。
とにかく一番安く抑えたいなら「Yahoo!WiFi」一択

現在、業界最安のポケットWiFiはY!モバイルの提供する「Yahoo!WiFi」です。
Yahoo!WiFiはY!モバイルのYahoo!プレミアム会員への特別料金プランです。そのためY!モバイルで契約するよりずっとお得なプランとなっています。
料金に関しては「初期費用無し」「端末料金なし」「送料無料」で月額2,480円という驚異的な料金で利用する事が出来ます。僕のように自宅や会社などには別のネット回線があって、外出時用に安いポケットWiFiが持ちたいという方にピッタリです。

まだYahoo!プレミアムではない方は購入時に会員(463円/月)になる必要がありますが、それを加えても2年合計で4万円近く他社よりも安い計算になります。
4万円あれば色々買えますよね。
僕も3年ほど使っていましたが、とりあえず「安くて繋がるポケットWiFi!」を探している方はこれ一択だと思います。
Yahoo!WiFi料金プラン
参考 申し込みの流れ
関連Yahoo! WiFiの実際の体験レビュー
”使い放題”ならWiMAXが安い

無制限(使い放題)で契約したいなら「WiMAX」の方が安く利用できます。さらにスマートフォンが「auユーザー」なら月々の電話代が最大934円の値引きになるという「auスマートバリュー」もあります。
その他にWiMAXを選ぶ方の理由として「有線でも使用できる」というメリットがあり、クレードルと呼ばれる台座を購入することで無線だけでなく有線で端末に繋げられるので、WiFiに対応していない機器でもネットに繋げる事が可能です。
家庭やオフィスでメイン回線として有線で直接PCなどに接続したい方や利用端末にWiFi機能が無い方には嬉しい仕組みだと思います。
前述しましたがWiMAXは複数のプロバイダが販売を行っておりますが回線は同じなのでどこを選んでもエリアやスピードなど通信の違いは一切ありません。
単純に各社のサポートや特典、料金で比較することになります。
新登場!最安・高速で使い放題「カシモWiMAX」

「カシモWiMAX」は新しく登場したWiMAXサービスです。
現時点では「使い放題」の中でもっとも安いサービスとなっています。下り最大758Mbpsの高速端末「Speed Wi-Fi NEXT W05」が無料で選択できます。「カシモWiMAX」に関しては以下で詳細を説明していますので興味のある方はチェックしてみて下さい。
僕も9月から使用しています。
参考:僕が「カシモWiMAX」に決めた理由
カシモWiMAXの料金プラン
他のサービスが全て「3年契約更新(3年以内の解約は違約金が発生する)」に対してカシモWiMAXは「2年でOK」という点もメリットです
顧客満足度No1!本家「UQ WiMAX」

WiMAXは複数のプロバイダが代理販売をしていますが、その大元の回線事業を行っているのがUQ WiMAXです。

UQ WiMAXの魅力は何といってもその「本家」という安心感と信頼性。
オリコン日本顧客満足度アワード4年連続No1
オリコン日本顧客満足度アワード4年連続お客様満足度No1に選ばれており、サポートの高さとトラブルの少なさが窺い知ることが出来ます。

Photo:uqwimax.jp/information/201512102.html
料金も重要なポイントですがトラブルが無いこと、そして何かあった時にしっかりと対応してくれる「安心」「信頼」も長く利用するうえでは欠かせないポイントです。
キャンペーンページから申し込むと「10,000円分のJCBギフト券」が貰えます。公式サイトから申し込むと特典が貰えないので注意してください。

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