今回の記事はこれからのSEOに欠かせない「サテライトサイト」の作り方です。
「お金」によるSEOが全く効果が無くなっていく中、
「コンテンツ」至上主義が声高に叫ばれ始めています。(僕も言ったけど)
でも、勘違いしてはいけないのは
「リンクの効果が無くなる」訳では無い。
ていうか、今までもこれからも「被リンク」の重要性というのは変わらないわけで
「コンテンツ」とは別に考える必要があるわけです。
「検索エンジンが順位を決定する要因ランキング2013年版」
を見ても、如何に被リンクが重要かがわかります。
ただ、今までのように「お金」でなんとかなった被リンクの効果が無くなってたせいで今後はより「正当な被リンク」を持ったサイトがより優位性を持つ事は目に見えています。
そりゃ、権威のあるサイトからリンクが貰えれば何も言う事はありませんが、
そんな甘い期待をしている暇があるならすぐにでもサテライトサイトの作成をする事をお勧めします!
photo credit: Brian Auer via photopin cc
サテライトサイトとは?
衛星サイトとも呼ばれ、悪い言い方をすれば本家サイトに被リンクをする為の「自演」サイトです。自演というと毛嫌いする方もいますね。ただ、もう今は「チープ」な自演のサテライトサイトも効果がありません。
なので
自演なんて呼ばせないくらい、濃いサイト
をサテライトでも作る必要があるんですね。
まずは、サテライトサイトを作る上での重要な点を列挙してみます。
- 独自ドメイン
- IPアドレスがクラスC以上で分散
- コンテンツがしっかりしている。
- 関連キーワードのサイトである。
- WEBマスターツールなどには登録しない。
- 数ではなく、1つでも質の高いサテライトを作成する。
- リンクは相互ではなく一方通行で。
以上、7点が基本になります。
あ、大事な事を忘れていました。
「費用がかけれない。」
サテライトサイトにメインと同じようなランニングコストは難しいですよね。
計8つの点について見てみましょう。
SEOに強いサテライトサイトの8つの点
お金をかけれない
切実な問題ですが、「サテライトサイト」にはお金なんてかけられないですよね。
でも、ちゃんとしたサイトにするには「無料ブログ」ではダメです。
無料ブログが全く効果が無いというわけではありませんが、不毛なサテライトサイトを作成するモチベーションは絶対続かないので、ゆくゆくは「第2のメインサイト」を目指したいところであります。また、例えば「アメブロ」のような「無料ブログ」サービスはどんだけサイトを育てても「アメブロ」の肥やしになるだけです。(サテライトのサテライトなら無料ブログでも構いません。)
後ほど、最低限のお金で独自のサテライトサイトを作成する方法をお伝えします。
独自ドメイン
あくまでも、サテライトサイトは「1つのちゃんとしたサイトにする事」が重要です。
今は、昔のように「量」の時代ではなく、
「1000」の薄っぺらい被リンクよりも「1」のちゃんとしたサイトからのリンク
の方が評価される時代です。なので、最低でも「独自ドメイン」で作成しましょう。
ドメインは「キーワード」を含めたドメインを考えましょう。「花」のサイトなら「flower」など。(※但し、wordpressなど一般的に取得を禁止されているドメインもあります。)
一昔前は「日本語ドメイン」もSEOに効果があるとして人気でしたが現在は全く関係ありません。逆にSNSで拡散されずらい等、デメリットの方が多いのでお勧めしません。
独自ドメインに関しては「中古ドメイン」を手に入れる方法もありますが、良い面、悪い面がありますのでここでは割愛致します。スパムドメインではないか等の確認が出来る方は試す価値があります。
IPアドレスをクラスC以上で分散する
IPアドレスとは、インターネットや LAN などのIPネットワークに接続されたコンピュータなどに割り振られる識別番号のことです。Firefoxなら「ShowIP」等のアドオンで確認することが出来ます。
このIPアドレスは以下のようにクラス分けがあります。
クラスB: AAA.BBB.xxx.xxx
クラスC: AAA.BBB.CCC.xxx
このクラスがクラスC以上でIP分散しないと複数のリンクも「1つ」として計算されてしまいます。早い話は、「同じオーナーからのリンクは重視されにくいのでサーバーを別にしよう」という事ですね。
コンテンツがしっかりしている。
「ちゃんとしたサイト」というのは「コンテンツ」がしっかりしているサイトです。
しっかりしているというのは、文字数が700文字以上はあるコンテンツだと思います。
WordPressの投稿画面には文字数が表示されるのでぜひ利用して記事を作成しましょう。
※ちなみに当記事の文字数は3581文字。
関連キーワードのサテライトである
上位表示したいサイトのキーワードに関連した記事、サイトである方が断然効果があります。例えばメインサイトが「花」に関するサイトなら当然サテライトサイトも「花」であった方が効果があるわけです。
WEBマスターツールには登録しない
わざわざ、別サーバ(別IP)で作成するのに、親切にGoogleに「同じ管理者のサイトだよ」と自演を教える必要はありません。どうせ自演なら徹底的に他人を演じましょう。
数量よりも、ちゃんとしたサテライトを1つ作成する。
繰り返しますが、薄いサイトをたくさん作るより「濃いサイト」を1つ作った方が効果があります。
楽して効果を出す方法を探すのはもうあきらめましょう。
もちろん、「濃いサイト」が沢山あった方がより効果的なのは明白ですがまずは1つづつ丁寧に作っていくのが結局間違いない道です。
自演でも、いや自演だからこそ恥ずかしくない「サテライトサイト」を目指します。
リンクは相互ではなく一方通行で
相互リンクがスパム判定されたこともありますが、
元より被リンクは「一方通行」の方が効果が断然高いです。サテライトサイトはメインサイトの力を上げる為に存在するので当然メインサイトに一方的にリンクします。
サテライトサイト作りのまとめ
実際に無料サーバーでサテライトサイト用にドメインを取ってみたのですが、
非常に長くなったので「次の記事」にその内容は掲載します。
取りあえず、今回のまとめです。
- 独自ドメイン
- IPアドレスをCクラス以上で分散
- サテライトと言えど、「濃いサイト」を作る
- リンクは一方通行
- 安く作るなら「エックスドメイン」の無料サーバーがおすすめ
あと、大事な事ですが「サテライト」へのリンクというのも考えなければなりません。
SNSで被リンクを獲得できればいう事ありませんが、アメブロ等の無料ブログでサテライトサイト用のサテライトを作ったり、ZenBackを設置してみるのも面白いかもしれません。
また「自演は悪いのか?」という根本的な問題については、自演が悪いのは無く、
「悪い自演」があるというふうに考えています。
心配しなくても「悪い自演」は今のGoogleは評価しません。
サテライトサイトを作るなら無料サーバー
費用をかけたくないサテライトサイトにオススメな無料サーバーがあります。
詳しくは以下の記事で!