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本業のサイト制作や、コンサルではもちろん「ブログ」をする事をおすすめしています。
企業やお店のサイトには当然、マーケティングが必要であり、その中で「ブログ」は、
何よりもお金がかからず、多くの効果を得る事
ができるからです。
企業やお店の人が「ブログ」を書く事のメリット
サイトの入り口が増える
ホームペ−ジの入り口は実店舗と違い、TOPだけが入り口という訳ではありません。
ありとあらゆる下層ページ全てが入り口になり得ます。そうした意味で「ブログ」は
書けば書く程「入り口」を増やす事
になり、つまりはアクセスが増える事に繋がります。
お店、企業の信頼感や親しみが上がる
ホームページは24時間の営業マンなどと言われますが、それは「人」のいない営業マンです。美容院であればどんな人が切ってくれるのか?個人のマッサージ店などなら尚更人となりをブログで示す事は大きな意味があります。
コンテンツが増え、検索上位に貢献できる
単純に、ページボリュームが増える事はサイトの肉となり検索上位に貢献します。5ページのサイトより100ページのサイトの方が当然評価されやすいという事です。
見込み客との交流が出来る
長くブログを続けていると固定的なファンがつく事もあります。
それは良い事ばかりではありませんが、普段聞けないような商品や会社、お店の印象を聞く事ができたり、上手な対応ができれば顧客を増やす事ができます。
実際にこの「ブログ」による効果で大成功を納めている良い例が
「LIG」というWEB制作会社です。
自社サイトをメディア化し、1年で100万PVにして分かった失敗と成功のまとめ。
ビジネスブログの書き方
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それだけ良い事づくめのブログですが、
いざ始めるとなると何を書いたら良いのかわからない場合が多く、実際そのような相談も多く受けます。
ブログで一番良くない事は
更新しない事
更新していないブログは、一番最悪で無い方がいいという事にもなりかねません。というか無い方が良いです。更新情報が去年で途絶えている・・・そんなサイトは不安でしょうがないですが、実際そのような企業サイトは非常に多くあります。
一口に企業ブログと言っても業務内容、
サービス内容で向き不向きがありますが、基本的には
- スタッフとの信頼感、親近感の獲得
- 新商品やおすすめ商品の案内
- 業務実績
が主な記事内容になります。
親近感、信頼感の獲得
例えば美容院と、病院では同じ親近感を得るにしても書く内容は変わってきます。美容院であれば、ある程度くだけて行ったレストランやハマっているゲームの事くらい書いてもお客さんとの会話も弾み問題ないでしょう。病院の先生では少し、問題があるかもしれません。最近読んだ医学書や、小説の話、幼い頃の笑い話くらいならいいかもしれません。あくまでも、親近感と信頼感の両方を損なわない内容にする必要があります。
商品の紹介
当然、企業ブログであるからにはブログを1つの営業ツールとして活躍したいところです。
そこで、幅広く賢い営業ブログを書くいい方法があります。
例えば、Aという商品がBとCに効果があるとします。もっというと、御社で扱っている商品が「湿布ちゃん」だとして「肩こり」「打ち身」に効くとしましょう。そこで
「肩こりと打ち身に効く湿布ちゃんを発売しました!」
というブログを書いてしまうのもいいのですが、
それでは記事が1回で終わってしまいます。
なので、入り口は増えません。ホームページにとって入り口というのは「キーワード」です。そして、このキーワードで検索に引っ掛けるには記事のタイトルが重要です。
なので、
「BとCに効くAが発売!」と考えるのではなく
「Bにお悩みではありませんか?」というタイトルで
「それにはAという商品が効きます!」と本文で締める。
同様に、「Cで悩んでいるあなた!今すぐ直す方法があります!」というタイトルにすれば「C(悩み系キーワード) 方法」というありがちなキーワードの検索に引っ掛ける事ができます。
つまり、「商品A」の紹介ではなく、
「Bのお悩みの方にはAが効きます!」や、
「Cでお困りの貴方にはAが便利です!」と、
発想を逆にします。
さらにCの「打ち身」も、もっと分解できます。
「足の腫れ、痛みはどうしたらいい?すぐ直す凄い方法」
「首の痛みの原因は?疲れを癒す効果的な方法」
などなど。
商品Aというものに対していくらでも記事を書く事ができ、良い入り口がどんどん増え、ビジネスチャンスは大きく広がるというわけです。
業務実績
これもとても効果的です。業種によっては施行事例、制作実績などの言い方がありますが、お店や会社で行ったサービスの開始から完成までの流れをブログに書ければ非常に良い宣伝になります。もし、お客様から了承を得て、感想や撮影などを頂けたらこれほど強いアピール材料はありません。制作実績などは当然、1コンテンツとしてページを用意されているとは思いますが、それは、まとめとして使用して、普段のもう少し親しみある制作実績をぜひ、ブログで公開してみて下さい。なにも、1回のブログにまとめる必要はありません。
「今日は○○でお悩みのAさんのお話をお伺いに行きました。」
など、随時の記事にしていけば良いのです。
企業ブログを書く時の注意事項
個人情報に関わる事は必ず了承を得てから。
実績や、お客様の顔写真はもちろん、お名前などを出す場合は必ず了承を得ましょう。インターネット上の写真もほとんどが著作権があります。必要な場合は「無料素材」を上手に使いましょう。
気分で文章を書かない。
企業ブログは、個人の匿名ブログではありません。決して、気分で何かを中傷したり思想を語るのはできるだけ避けましょう。誰が読んでも、楽しめる内容を書きましょうね。
短すぎるブログを書かない
数行のブログは、検索エンジンにも読み手にも良い印象を与えません。
書く時は、気合いを入れそれなりの読み物程度のボリュームを心がけましょう。
関係ない内容のブログを書きすぎない
飲食店なのに、犬のことばかりブログに書いているとお客さんはもちろんですが検索エンジンにも何のサイトなのか評価されなくなります。書いてはいけないとはいいませんがバランスを考えましょう。
まとめ
どうでしょう?
意外と書く事って結構ありませんか?
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