僕には、とてもとても大切なチビが2人います。
その昔、家族の為に疲れた顔をして毎日毎日電車に揺られる大人の男を「恰好悪い」と思っていた時期もありましたが、今は全然そんな事ありません。自分よりも大切なものに自分を犠牲する事はカッコよくはないかもしれませんが、そんな親たちに僕らは偉そうに文句たれながら食べさせてもらってきたんだなと。
「稼ぐ」という事がいかに大変か、身に染みるわけです。
親父はだいぶ前に他界して、何一つ返す事は出来ませんでした。なので、頂いたもの全てはチビ達に与えてやりたいなと、そして大きくなったら恩返しはいらないから自分のチビ達に与えてやってほしいなぁと思ったりしています。
photo credit: ToniVC via photopin cc
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子育てで失敗したなぁって思う事
さて、本題と大きくそれましたがチビは現在小学生。
まだまだ子供ですが既に
失敗したなぁ。。
と思う事がありますので、これから親になる人へ届けば良いなぁと思い書きます。
それは、
物を与えた事。
贅沢させてたわけでは決してないのですが、子供が小さい頃は「喜ぶ顔」がうれしくてついつい買ってしまいます。しかも、欲しがるものが「ガチャガチャ」の類など本当に安いものなので意識なく買ってしまうんですよね。安いので、贅沢させてるつもりもないし甘やかしてる意識すらありませんでした。下手な時は、欲しがってもいないのに「喜ぶだろう」と買い与えていたモノもあります。
もちろん、子供は喜びます。
奥さんは「そんなモノ簡単に与えてはダメ!」って言うんだけど、
「まぁまぁ、今だけだから。小学生くらいになったら厳しくすればいいよ。」
って・・・
それが間違いでした (・ω・)
本当にね、女性は正しいよ。
「買って貰って嬉しい気持ち」は
「買って貰えないストレス」へ
些細なものでも与えるとね、「買って貰って当たりまえ」になっちゃいます。で、それならまだいいのですが、やがて
買って貰えない事が不満
になり、満たされない子になってしまいます。
最初から「買わない」事を当たり前にしておけば、最初から「欲」が生まれないので「不満」「ストレス」が起きずにすむのですが、買ってやっていた経験があると何もない普通の毎日でも
欲しいものが手に入らないストレス
が芽生えてしまうんですよね。良かれと思ってしていた事が、やがて大きくなって急に買わなくなると「不幸」な気持ちにさせてしまうんです。買ってやっても、どこか「当たり前」。買って貰えないと「不満」これ、非常によくない。
めちゃくちゃ酷いわけではないのですが上の子はなかなか「満たされない子」になってしまいましたので現在、再教育が大変です。代わりに下の子は「ほとんど買わなかった」ので、買って貰えない、手に入らないというストレスがありません。本当に欲しいものしか欲しがりません。上の子はとりあえず何でも、いらなくても買って貰おうとします。。
というわけで、何気ない良かれと思った
その小さなおもちゃ
が、逆にその子を不幸にするかもしれないよ!という事をちょっとお知らせしておきます。
まとめ
ウチの子だけかもしれませんがね、
与えるだけが愛情ではないのです。。
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