「タイトル」を間違えると記事は死ぬ。現在、SEOに強いタイトルの考え方とは?

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ブログでも、ビジネスサイトでも「タイトル」は最重要部分です。
これは、どんな陳腐な本でもまず、語られる程に有名なSEOの基本です。
しかし、現在SNSの影響力でこのタイトルは今まで以上に多くの点を考慮する事が必要になりました。

タイトルの付け方1つで、同じ記事でも生き死にが分かれるといっても
過言ではありません。

SEOを意識したタイトルでは「拡散」は生まれない。「拡散」を意識したタイトルは、拡散だけで終わってしまう。

たとえば僕の「数字は正直。人気ブログをRSS購読者数でランキングしてみた」は約100はてブほど頂きましたがこれがもし、SEOだけを意識した「人気ブログのランキング」というシンプルなタイトルではきっと「あ〜よくあるやつね」と思われるだけで、アクセスも拡散も生まれなかったと思います。

奥深い。物凄く奥深い。

数年前まではもう少し単純だった。
いわゆる「SEO」だけを意識したタイトルタグ付け。

僕が思う今ならではの考え方、難しさを今回記事にしてみました。
参考になる所があれば幸いです。

photo credit: Funky64 (www.lucarossato.com) via photopin cc

過去(今までの)SEOに強い今までの
「タイトル」の考え方

文字数は24文字以内に

長過ぎるタイトルはSEO効果を下げます。目安として24文字以内には納める方がいいでしょう。検索結果に表示される文字数が30文字程度という事もありますが、何よりもキーワードと記事の内容をユーザーと検索エンジンに明確かつシンプルに伝える必要あります。

キーワードは2〜3個以内に

あれもこれもキーワードを詰め込むと、どのキーワードも検索にかからないという状態になります。検索に上位表示したいキーワードを多くても3個以内に絞り、タイトルを作成しましょう。

重要なキーワードはなるべく前の方に

検索に上げたいキーワードはできるだけ前の方に表示しましょう。
例えば「美味しい ケーキ」で上位表示したいなら

「大阪で女性に評判の美味しいケーキ
よりも「美味しいケーキならココ!大阪で女性に評判」

の方が、上位表示される可能性が高まります。

タイトルはオリジナリティを持って

タイトルがシンプルでキーワードが前の方がいいなら、上記の場合の最高のタイトルは「美味しいケーキ」という事になります。しかし、それで上位に表示される程Googleは簡単ではありません。単純にもし、同一コンテンツ、同一タイトルで記事を公開した場合は「被リンクの数」「ドメインやサイトの信用度」等で順位が表示されますが、そんな事はまず起きえません。「美味しいケーキ」にいかにプラスαのユニークな言葉をつけれるか?は非常に重要な作業となります。それを考える際に、1つの鍵になるのが「関連キーワード」です。

関連キーワードを押さえよう。

タイトルに限らず、記事を書く上でもキーワードの「関連キーワード」というのは非常に重要です。使う、使わないにしろ何が関連キーワードなのかを知っておく事はとても大事な事です。関連キーワードは以下のサイトなどで探せます。

Yahoo/google関連ワード調査

SNSによる拡散の時代へ

ここまでが、今までのSEOを意識した「タイトル」の考え方でした。

しかし、今はTwitterやFacebookに代表されるSNSの出現でブログやサイトの記事は「検索」だけではなく「拡散」という伝達方法を新たに得る事になりました。これにより、

いかに興味を引くタイトルか?

という事が「タイトル」に求められるようになったわけです。拡散の力は瞬発的なアクセスと莫大な被リンクを産みます。SEOと同等に並べられる価値があり、また結局は「=SEO」に繋がる避けては通れない大事な点です。
当然、「美味しいケーキ」だけのタイトルがTwitterに流れてきても誰も読みません。

SNSを意識したタイトルの考え方は以下の通りです。

タイトルが読み手に「得」だと言う事が伝わる

その記事を読む事で自分が得すると感じるタイトル記事を人はクリックします。

キラーワードを入れる

「これは凄い!」「知らない人は損してる」などいわゆる「煽り」タイトルです。面白いものでENJIBLOGでもTwitterで「煽りあり」のタイトルと「煽りなし」のタイトルではリアルタイムアクセス(喰いつき)が驚く程違います。

これからのタイトルの考え方

結局、この「SEO」と「拡散」の絶妙のバランスを考えながらタイトルを考える必要があるわけです。

非常に頭が痛いのは、「拡散されそうなタイトル」というのは「SEO」からは離れ、「SEO」を意識したタイトルは「拡散」したくなるタイトルというかクリックしたくなるタイトルにならないという点です。

この辺は、僕自身も思考錯誤の連続でUPした途端にタイトルを変えたくなったりが頻繁にあるのですが本当に難しい作業です。
一例ですが、下記が無難な一つの形だと思います。

「(短い煽り)!(キーワードを含めた読みたくなるタイトル)」

※!や?等の記号は「区切り文字」として認識されるので適切に使用しましょう。

但し、この「煽り」は非常に危険な「薬物」なので取り扱いに注意です。

煽らなければ読まれない

ENJILOGでもTwitterで「煽りあり」のタイトルと「煽りなし」のタイトルをツイートしたりしてABテスト的な事をするのですが、これだけ煽りタイトルに読み手が慣れたと思う今でも驚く程「煽りあり」の方が喰いつきがいいです。リアルタイムアクセスを見ていると一目瞭然です。逆に、どれだけフォロワーやRSS登録者が増えてもつまらないタイトルの喰いつきは散々たるものです。

「煽り」タイトルの難しさ

煽りタイトルは本当に難しく、味付けがキツすぎるといわゆる「釣り」と呼ばれる記事と判断されます。
昔と違い、読み手はもう「煽り」に耐性があるので例え良記事であっても内容と食い違う点が多いとボコボコにされます。

煽りすぎると拡散されない

これは、最近学んだのですが「煽りすぎたタイトル」は、内容が伴っていても拡散されにくいです。「はてブ」などはつくのですが、「マジありえない!秒速で1億稼ぐ方法」とかいうタイトルだとフォロワーに拡散すると自分の品位が疑われる面があるからだと思います。なので、「拡散しやすい、ほどよいタイトル」というのも考えるべき点かと思います。

「タイトル」に関する考えのまとめ

これからはじめる SEO内部対策の教科書

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どんなタイトルをつけても「内容」がなければその後の「拡散」やブックマークはありません。だから、もちろん「コンテンツありき」なのですが、その上で「タイトル」を間違えると「記事が死ぬ」くらいの意味合いがあると僕は感じています。

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