【偽N95マスクに注意】鳥インフルエンザに効果のあるマスクと対策!

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photo credit: Caucas' via photopin cc

「マスク」と言えば、一昔前の「豚インフルエンザ」
深刻なマスク不足に見舞われ、在庫不足の中、希少価値が付いたマスクは法外な価格でネットに出回ったりしました。また、「N95規格以上」という情報だけで、名ばかりの「N95」マスクも大量に町に氾濫しましたが、その内容はかなりいい加減なものだったようです。それについては記事の後半で実際のソースと共にご紹介しております。

今回はゆっくりと、でも確実に広がっているような気がする鳥インフルエンザの話です。。
今のところ「WHO」は人から人への感染はないとの声明を出しているようですが、
ついに中国を超え、台湾でも感染が確認されたようです。

鳥インフル 中国全体で感染者103人、21人が死亡

台湾 鳥インフル感染者初確認 NHKニュース

やまもといちろうさんも・・・

もしも・・いや・・まさか・・

「備えあれば憂いなし。」そんな時の為に、
もう一度「鳥インフルエンザ」についての対策や必要なマスクの条件を再確認しておきませんか?

 

鳥インフルエンザ(H7N9型)とは?


Photo: WHO HP

現在の鳥インフルエンザは「H7N9型鳥インフルエンザウイルス」と呼ばれ、感染動物は鳥類(主に水禽類)となります。

感染経路は?

感染した鳥の死骸や排せつ物などに触れる事で感染する事がある。

症状は?

潜伏期間は、1~10日ほど。
発熱、呼吸器症状、下痢、多臓器不全等の症状が見られます。

鳥インフルエンザに感染しない為の対策は?

鳥(野鳥)に近づかない

まずは、鳥の死骸などには近づかない事。特に、お子さんがいる家では注意が必要です。また、死骸でなくても衰弱した野鳥には注意をして下さい。

海外に行く時は要注意

特に感染が報告されている地域は控えるべきです。
鳥肉や卵も十分に火が通った物を食べる様にしましょう。

手洗い・マスク・うがい

基本ですが、忘れずに必ず行いましょう。

鳥インフルエンザに効果のあるマスクは?


photo credit: alles-schlumpf via photopin cc

遮断率試験(PFE)の基準をクリアしたマスク

鳥インフルエンザのウイルスと「花粉」は構造や大きさがまったく違います。
ウイルスの対策には遮断率試験(PFE)の基準をクリアしたマスクを使用することが重要です。

ウイルスは約0.1um/マイクロメートルのサイズなので0.1umを95%以上遮断できるものでない限り「ウイルス対策マスク」として機能しません

  • BFE(細菌遮断率約3.0um)
  • VFE(生体ウイルス遮断約0.1~5.0um)
  • PFE(ラテックス微粒子ろ過率0.1umラテックス)

つまり、

N95規格フィルター以上

である必要があります。

偽マスクに注意!

前回の、豚インフルエンザの時は、N95規格もどきのマスクが大量に横行したそうです。特に日本産以外のマスクはN95を謳っていても実際の効果はかけ離れたものが多くあったそうです。

6.テスト結果
(1)フィルターの捕集効率
ウイルス対策をうたっているにもかかわらず、フィルターの捕集効率6)が低いものがあった。さらに、N95 マスクの基準を満たしていると受け取れる表記があっても、捕集効率が80%以下のものが3 銘柄あり、消費者が誤認するおそれがあった今回、対象とした銘柄には、全銘柄ともウイルス対策に関するうたい文句が記載されている(表2 参照)。マスクのフィルター部によるウイルスの捕集効率を調べる公的な方
法はないが、新型インフルエンザの患者に接する可能性の高い医療従事者については、N95 マスク(防じんマスクDS2)の着用が勧められていること、対象の15 銘柄中7 銘柄にN95 マスクの基準を満たしていると受け取れる表記があったことから、この規格に準
じたテスト6)で捕集効率を調べた。その結果、3 銘柄(No.10、11、13)で捕集効率が95%以上であったが、一方で80%以下のものが6 銘柄(No.1、2、8、9、12、15)あった(図3 参照)。なお、このうちの3 銘柄(No.8、9、12)にはN95 マスクの基準を満たしていると受け取れる表記があった。

参考:国民生活センター資料より

その為、出来る限り「国産」のマスクを購入する方が間違いありません。
もし、家にマスクの備蓄が切れているなら、早急に備蓄した方がいいと思います。

だって本当は今回紹介する予定だったマスクが既に・・・

 

 

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